登校日記その2(地下鉄JR・運転再開前)

 友人は大学まで西鉄バス九大急行を使うので、福岡(天神)で別れた。地下鉄天神まで足早に移動すると、掲示板には「JR筑肥線・姪浜~唐津間大雨のため運転見合わせ」の文字。発車案内板も、本来なら「筑前前原」「西唐津」の文字が見えるはずなのに、二つとも「姪浜」の表示。しかも昨日と同様、時刻表示の代わりに「先発」「次発」とだけ書かれている。家に連絡をとって大学が休みになっていないか確認を要請しつつ、改札前で少し迷って、ホームに降りた。大学の規則では、この時間にJR筑肥線が運休していた場合は午前中休講になる。

 ひとまず一駅だけ西に移動。7:43天神発、姪浜行に乗って赤坂で下車。再び親に連絡を取って、休講情報を確認。このまま戻ったところでどうしようもないので、鉄研の活動(災害時の運転を観察)もかねて、西に進めるだけ進むことにした。8:00赤坂発、姪浜行に乗車。

 8:07着の藤崎で4分の抑止。姪浜のホームがふさがっているようだ。携帯電話からJR九州の運行情報を確認すると、7:51現在で筑肥線の姪浜~波多江間が徐行規制に緩和されたようだった。しかし、筑前前原まで開通しないことには列車を出せない。8:13に室見に着いて、ふとホームを見やると、鉄研の同級生と会長の姿を発見。列車を降りて合流した。話を聞くと、2人ともいったん姪浜まで行ってホーム先頭部に立って、いろいろと観察していたらしい。しかしあまりに人があふれてきたので、一駅戻って確実に乗れるようにしようとのことだった。

 ホームでいろいろと談義をしていると、筑肥線の姪浜~筑前前原間運転再開の情報が来た。それと同時に発車案内板の次発に「筑前前原」の文字が出た。すぐ近くにいた高校生女子2人組はたいそう残念がっていたようだが。その気持ちには大いに納得できる。

 8:28に、ついに下り再開一番手の筑前前原行が到着。しかし、JR鹿児島本線も西鉄天神大牟田線もまともに動いていないためか、お客さんはそれほど多くなかった。姪浜では先行の列車「たち」に乗って筑肥線方面に進もうとしていた人たちでごった返していた。何人か、いつもの列車に乗り合わせる顔見知りも見かけた。会長は午前中休講になったせいで授業がなくなったらしく、姪浜から福岡空港行に乗って戻っていった。1限の授業があるときは小倉から新幹線で通ってくるというなかなかすごい方ではあるが、今日は新幹線も運転見合わせとのこと。列車到着後まもなく駅の構内放送があった。沿線の高校(県立福岡舞鶴高校、県立筑前高校)の休校と、九州大学全学教育の午前中休講を伝えるものだった。先程の女子学生たちの願いは叶ったことになる。

 8:34、姪浜発。車内放送では8:25発車の筑前前原行と案内していたので、普通437C列車からの運転再開になったようだ。まだ徐行規制は継続中で、安全確認もかねているのか非常にゆっくりと走る。せいぜい25km/h~40km/hだろう。下山門では駅舎の外まで列車を待つ人が並んでいた。夕ラッシュ時並みの混雑でそろそろと西へ進む。いつもならあっという間に駆け抜けてしまう長垂トンネルも意外と長かったらしい。今宿では上り福岡空港行を待つ人がたくさん。こちらの列車からは大量に下車。通常時9分のところを15分かけて九大学研都市に到着。現在時刻8:50。

 ちなみにここまですれ違った列車や乗った列車はすべて福岡市交通局の車両だった。たくさんやってきているはずのJRの103系1500番代や303系はことごとく唐津運輸センターで足止めを食っているのだろうか。九大学研都市でちょうど福岡空港行とすれ違った後、駅の案内放送は「次の福岡空港行列車の時刻は未定」と言っていた。

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