夢HANABI2010

 夕方に祖母宅から帰って来る途中、小郡市内の国道500号線がいつになく渋滞していた。というのも、周りの市に比べてかなり地味な我が小郡市をたくさんの人が訪れる、数少ないイベント「夢HANABI2010」があるためだ。各地の花火大会情報をまとめたWebサイトによると、昨年の人出は約10万人。隣の久留米市で一昨日あった「筑後川花火大会」や福岡市のど真ん中で花火を打ち上げる「西日本大濠花火大会」に比べれば少ないものの、市の人口の2倍にも匹敵する人の数である。僕が小学生だった頃はもうちょっと人出が少なかった気もするが、最近ちょっとは名を知られるようになったらしい。そのきっかけはおそらく2004年、筑後川花火大会が会場を2箇所に分割する話し合いに手間取って開催が一月半も遅れた(8月5日→7月の時点で無期延期の後、9月26日)ため、7月31日にあった当時の「みい・おごおり夢HANABI」に人が流れてきたことだろうと思う。ちなみに打ち上げ総数は8000発で、福岡県下の花火大会では4番目くらいに多い。

 今年も祭りのど真ん中には行かず、19:45の1発目の音と同時に、家の近所で丁度打ち上げ場所を遠くに眺められる高台に足を運ぶ。高台と言っても正体はすぐそばの県道で、無駄に高低差をつけないようわざわざ擁壁を立てて土を入れて、新興住宅地側にレベルを合わせた結果、元の地面と10m近く離れてしまっただけである。おかげでよく見える場所は広がった。

 今年もこの場所から見る人は、近所の人、何処からか車でやってきて路上駐車している人など、結構いた。惜しむらくは打ち上げ場所から3kmも離れていることで、花火が見えた8秒も後になって音が響いてくる。大輪の花火が夜空に咲いて消えた後、炸裂音が真っ暗な空に轟く。1.5km下った三沢の辺りだと音と光のずれがかなり小さくなり、花火を全体的に楽しめるが、人がますます多くなるし、移動が面倒なのでこの場所から音と光を別々に楽しむ。上手いところ同じ大きさの花火が連続打ち上げされたら、あとの花火の光と、前の花火の音が丁度重なっていい感じになる。何枚か写真を撮ってみたが、今年もいい加減な装備だったので果たして綺麗に写っているかどうか。フィルムを現像に出すのはもうちょっと先のこと。

 20:53、予定より若干早く打ち上げ終了。

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