新入生歓迎旅行・1日目その1「博多出発、本州上陸」

4322M 快速門司港行:813系R213編成ほか2編成(9両)

 出発まで20分の間に、水とのど飴を調達。3年半ぶりに使う「青春18きっぷ」の1回目に改札印を捺してもらい、1番乗り場に上がった。程なくして8:32にJR区間の第1号列車となる4322M、快速門司港行が入線した。列車は813系9両編成で、博多到着と同時に通勤通学客を大量に降ろし、入れ替わりに各ドアから数人ずつお客さんを乗せる。僕は列車乗車時の定位置、前方がよく見える先頭車運転台の斜め後ろを確保した。8:38、日本国内でも数えるほどとなった、運転担当駅員による戸閉合図(ブザーと「ト」点灯表示)・出発指示合図(ベルと「ト」「◯」同時点灯)により列車は定刻に発車した。鹿児島本線博多〜門司間乗車は、2009年3月13日、上り最終「富士・はやぶさ」見送りのために熊本から門司まで乗ったとき以来である。

 1駅目の吉塚で県庁方面に向かうであろう人が結構降り、運転台直後のクロスシートが空いたのでそちらに座る。8:46の千早では隣接する西鉄千早駅に600形601編成(貝塚行)と608編成(西鉄新宮行)が停車しているのが見えた。608編成は去る6月5日に久しぶりに西鉄貝塚線に乗ったときに乗車した編成で、601編成は同じ時に目撃した編成だった。実に面白い偶然である。

 福工大前を過ぎると新宮中央、ししぶと新設された2駅を通過する。次停車駅の古賀までの所要時間は駅が出来る前と変わらないのに、時刻表上で2つ通過の矢印が並ぶと速くなったと感じられるのがとても不思議だ。僕としては、ししぶの駅名は仮称の時の漢字「鹿部」でよかったのではないかと思っている。もっとも、ひらがな表記だから「ししぶ←→志布志」という切符を打ち出したときに面白さを感じやすいのだが。僕はまだしていないが、同じことを考えた数奇者は多そうだ。

 いつしか4人がけになっている空間に、他のお客さんが3人来て空席が埋まり、赤間から無停車で走り抜けて折尾へ。折尾の現在の駅舎がそろそろ見納めになるので、無くなる前に一度写真を撮りに行こうと思う。黒崎ではコキ車1両に連結しようとしている「MCLC」表記の入換用ディーゼル動車と、EF81の408号機を目撃。しかしあっという間に流れていったのでカメラを出す暇がなかった。次の八幡では直方に帰る日田彦山線に運用された気動車の回送列車がいた。キハ40・47の3両編成の両端をキハ31でサンドイッチした5両の比較的長い編成である。このうちのキハ31+キハ47+キハ47で組む3両が日田彦山線に朝1本だけの快速で運用されるのだが、ラッシュ時に折戸2ドアが含まれるなんて、北陸の419系のように列車の遅れがひどくなりやしないだろうか。まあ、これまで特に問題が出ているわけでもなさそうだが。

 9:43に小倉に到着。4分停車し、博多を9:03に出た特急ソニック9号とホーム対面で接続を取る。下関行とは門司で接続しているのでこの列車に乗ったまま待つ。そして9:52、門司に到着した。

5144M 普通下関行:415系1500番台Fm1515編成(4両)

 乗ってきた4322Mは9両編成、乗り換える5144Mは4両編成。必然的に先頭車はホームのはるか前の方に停車した。時刻表上は1分接続のため、80m後ろに待つ415系1500番台の元へ急ぐ。5144Mは一足先に小倉を出ていたので、すでに座席は埋まってしまっており、立客も結構出ていた。9:53、出発。ここから神戸まで506.4kmにわたる山陽本線東進が始まった。ホーム端でクーラーの音と蛍光灯が消え、ゆっくりとデッドセクションを通過。再びクーラーの音がして電気がつき、助士席側にある蓄電池表示灯が常時点灯状態になって関門トンネルに突入した。山陽本線を通るのは2007年4月27日夜、今はなき寝台特急「なは・あかつき」に乗車して京都まで行ったとき以来となる。その時は新下関通過中〜岡山で熟睡していたので、新山口〜岡山が景色をきちんと見ていない区間ということになる。列車は快調にトンネルを進み、10:00に下関に到着した。半年ぶりの本州上陸。

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