新入生歓迎旅行・2日目その1「東京発、夢の国経由、千葉行(朝食)」

 早朝の東京駅。駅にはまだほとんど人がいない。僕は東京での行動計画をほとんど考えていなかったので、取りあえずは「ながら」に一緒に乗ってきたOn君、そしてA君と3人で行動することにした。まずは八重洲口の方に出てみたが、高速バスやタクシーが通り過ぎるほかは、人の姿は全くなし。この時間に東京に辿りつける列車なんて、各路線に1本有るか無いかであるし、通勤通学には早すぎ、ショッピングには5時間待ち。むしろ旅行客以外の人がいるほうがおかしい。特に何をするでもなく、再び改札口に戻った。

557Y 普通蘇我行:205系0番台ケヨ27編成(乗車車両:クハ205-4)

 ここからしばらくは、A君のプランに乗っかることにする。まずは八重洲中央改札から遥か彼方にある京葉地下ホームまで移動。遠い遠いと評判には聞いていたが、体験してみて思い知った。同じ駅の改札内にあるホームに辿りつくまでに、エスカレーターと動く歩道が何本もセットになっているなんて、どこの空港ターミナルなんだと半ば呆れた。

 5:29に列車が入線、折り返し普通列車の蘇我行になる。車両は205系であとから調べたところ、山手線からの転属組らしかった。各車両数人ずつを乗せて、5:35に発車。地下トンネルを進む。越中島を過ぎると地上に出て、眩しい朝日が差し込んできた。朝の霞の向こうには建設途上の東京スカイツリーも見える。5:51、舞浜に到着した。南口にはなぜか駅員氏が不在だったが、一応青春18きっぷを掲げて通る。東京ディズニーリゾートはもちろん開園前で、駅前の道路を従業員専用バスがゆっくりと走っていった。8年前に東京ディズニーシーに1度だけ来たことがある。その時は神奈川の方から、親戚の車で走ってきた。おぼろげながらも、自由落下して怖かったという記憶、人がものすごく多かったということくらいは覚えている。京葉線の高架が北側の現実世界と南側の夢の国を隔てているようだった。

555Y 普通蘇我行:205系0番台ケヨ24編成(乗車車両:サハ205-2)

 無人の南口を再び青春18きっぷを掲げて駆け抜け、階段を2段飛ばしで駆け上がる。なんとか間に合い、舞浜6:07発。別に急ぐ必要もなかったのだが、目の前に列車が停まっていると走りたくなるのは昭和バス九州大学線と筑肥線相互の乗換で鍛えられた反射神経(?)のたまもの。乗客も先ほどの列車よりは若干増えている。新浦安からまとまって乗ってきたが、南船橋でかなり下車があった。二俣新町前後のデルタ線に感動しつつ、車窓観察を続行。やがて現れた京葉車両センターに、E331系電車が留置されているのが見えた。右にカーブして高架線を下り、6:40に蘇我到着。

3636F 快速逗子行:E217系(編成番号未確認)

 3番乗り場から1番乗り場に移動し、内房線の君津から来た快速逗子行に乗り換える。まだ6:43、しかも東京まで遥かに距離があるのに、すでに立っている人が多い。本千葉を通過して、6:48千葉着。このあたりは列車運転シミュレータ「BVE Trainsim」でおなじみの区間であったから、乗ったことはないのに仮想上の運転経験はやたら積んでいるという、なにやらワケの分からないことになっていた。ただ乗ったところで、シミュレーション運転技術が向上するわけでもないのだが。(何より運転区間は千葉から八幡浜までの内房線下りである)

朝食@デニーズ千葉富士見店

 On君、A君と朝食をどうするかについて協議。おそらく3人とも軽食続きで、そろそろ小ましな物を食べたいところ。千葉駅から南の方へぶらぶら歩いているとデニーズを発見。九州はおろか、近畿地方以西には大阪・兵庫を除いて全く店舗がないので見るのは初めてだった。看板からファミリーレストランであろうと見当をつけて入る。(僕の場合は、ばけもの的某ライトノベルに出てきていたので存在だけは知っていた)

 お客さんは僕たち3人のほかは、早めに千葉に出てきて、出勤前のひとときを過ごしている人たちが数名ほど。僕は18穀ごはんのワンプレートモーニング(ドリンクセット)を注文し、ドリンクバーに飲み物を取りに行く。料理はしめじとネギの和風ソテーがとても美味しかった。疲れも回復したところでさて出発――して店を1歩踏み出したときに、店について外していた時計をテーブルに置き忘れていたことに気づいた。危うく高校時代から愛用しているアナログ時計と今生の別れとなってしまうところだった。

千葉駅観察

 来た道を千葉駅に戻る。地図でよく見てみると、駅そのものが総武本線と外房線とで思い切り二股になっていることがわかった。1963年の移転の際にもう少し西側に移動できていれば、こんな奇妙な形にはならなかっただろうな、と思う。すでに時刻は7:50を回っており、通勤通学の人がたくさん歩いている。

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